吉高由里子の演技に「下手」と「最高」両極端の声?!どっちが本当?

映画やドラマの主演も多く務める実力派女優「吉高由里子」さん(以下敬称略)ですが、意外にも演技が下手という声が少なくないようです。

演技の評判

出演した映画やドラマを抜粋して、それぞれ演技の評価、評判を調べてみました。大体時系列、出演・公開の古い順番に記載しました。

紀子の食卓での演技

映画デビュー作、18歳ということも踏まえて概ね好評。2006年。何といってもヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞してますしね。下手とか不評の情報はほとんど無かったです。

蛇にピアスでの演技

もはや伝説?となっている映画。2008年。吉高由里子代表作の一つ。この作品でブレイクしたらしいです。一糸まとわぬ姿も披露し、まさに体当たりの演技。

筆者は知らなかったのですが、この「蛇にピアス」に主演が決まった数日後に事故にあい重傷を負ったのが、有名な話らしいです。

この作品の演技は、非常に評価されていますね。ここでの素晴らしい演技が事故と関係しているかどうかは分かりませんが、その事故が女優としての転機になったと語ってます。

東京DOGSでの演技

小栗旬主演の月9ドラマ。2009年。初ヒロインだそうです。記憶を失った謎の女性という難しい役を演じ、その演技力は称賛されている印象。

ただ、ヒロインとして存在感を示すことができたかというと、その辺がイマイチだったという声が少なくありません。そういえば出てたな、みたいな。

まぁ、小栗旬と水嶋ヒロW主演みたいな感じでしたからね。このころの吉高由里子に、この大物二人相手じゃ多少かすんでも仕方ない感はあります。

美丘-君がいた日々-での演技

連ドラ初主演。2010年。自由奔放だけど不治の病を抱えているという、個人的には吉高由里子のハマリ役と思われる女性を演じました。

ですが、この作品の演技が最も賛否が極端でした。これ、私は見ていたのですが素晴らしかったですよ。終盤はもう迫真の演技で魅了されました。

ネット上では絶賛と酷評が半々で普通が無い極端な評価、という印象。批判的な意見で目立ったのが、声やしゃべり方が役に合ってないとか、演技が一辺倒などの声が多かったですね。

吉高由里子

ガリレオでの演技

福山雅治主演のミステリードラマ。2013年。ヒロイン役です。いわゆるセカンドシーズンで、ファーストシーズンは柴咲コウがキャスティングされていた役柄。

柴咲コウ演じる内海薫刑事が海外研修に行ってしまうため、吉高由里子演じる新人刑事の岸谷美沙が後任に、というありがちな設定。

世論は概ね不評。ここでの演技が一番評判が悪かったです。たしかに、どうしても柴咲コウと比べてしまうので仕方のない部分もあります。

調べたところ「うるさい」とか「知性が感じない」との声が目立ちました。私はミステリが好きなので全話見ましたが、言うほど悪くないと思いましたけどね。

別に吉高由里子のファンでも何でもないですが、新人刑事という役柄理解出来てる?柴咲コウの役とは微妙に違うんだよ?と思ったのは私だけでしょうか。

花子とアンでの演技

ついにNHK連続テレビ小説、通称「朝ドラ」の主演を務めるまでに。2014年です。ここでの評価は可もなく不可もなく、といったところ。

悪くはない、ガリレオに比べれば全然良く演じている、との声が多い感じ。まあ、朝ドラの主演ですからね。ハードルが高いわりには大健闘でしょう。(上からでスイマセン)

それよりも、共演の仲間由紀恵がすごい。もう絶賛の嵐。元々、代表作ごくせんなどいくつもの主演を張ってきたお方ですが「改めてすごい」と貫禄を見せつけた格好。

この作品で仲間由紀恵に食われた吉高由里子。信憑性は疑問ですが「当分ドラマに出たくない」と言ったとか言わないとか。事実、次の「東京タラレバ娘」まで2年以上開けることになります。

東京タラレバ娘での演技

東村アキコの漫画が原作のTVドラマ。2017年。これは好評ですね。若干、原作ファンの不評が見られますが、それも演技ではなくキャスティングの不満がほとんど。

ちなみに原作の漫画は累計発行部数290万部という大ヒット作。往々にして原作ファンというのは酷評しがちで、この漫画のファンも相当な数ですが、それでも不評はわずか。

役どころは、アラサー独身女子。男日照りのかけだし脚本家で女子会ばっかりという感じ。コミカルな描写が多く、そこでの演技がすごい反響らしいです。

たしかに吉高由里子のこれほどコミカルな演技は初めて見ましたが、最高です。今までで一番のハマリ役でしょう。ただ、役の設定にしては綺麗すぎだと思いますけど。

プロフィールなど

生年月日:1988年7月22日

出身地:東京都

血液型:O型

デビュー:2006年

本名:非公開

高1のときに原宿でスカウトされたのが芸能界へ入るきっかけだそうです。「紀子の食卓」でデビューし「蛇にピアス」でブレイク。その後はご存知のように多くの映画やドラマに出演。

CMも多く起用され、さらにはNHK朝ドラ「花子とアン」でヒロインを演じた2014年、同年12月31日の「NHK紅白歌合戦」で紅組司会を務めています。

筆者所感

どんな役も演じ切る優等生的な女優ではなく、間違いなく個性派女優。でも、この記事を書くにあたって改めて経歴を見てみましたが、輝かしいですね。

そして思った以上に評価が極端でした。演じる役によって、本当に良い悪いがはっきりしています。個人的には、何を演じても80点より、100点か30点かのほうが魅力的に思いますが。

もはや大女優と言っても過言ではない吉高由里子。今後も東京タラレバ娘のような、彼女に合ったキャスティングでの演技を見てみたいです。

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