松田龍平の演技は本当に下手なのか?

松田龍平

松田優作という偉大な父を持つ二世俳優、松田龍平さん。(以下敬称略)父譲りの演技力は定評がありますが、とある理由から下手との声も少なくありません。

演技の評判

やはり、サラブレッドという印象が強いのか、演技力の評判は概ね良いようです。両親も弟も俳優ですからね。さすが芸能一家の長男といったところ。

お父さんと比べ、男くささとかワイルドっぽさはあまり感じられませんが、雰囲気や芸風は完全にDNAを受け継いでいるように思います。

対して、演技が下手という意見のほとんどは、無表情とかセリフがのっぺらぼう、まあ起伏や抑揚がないということでしょう。そんな声が多いです。

御法度での演技

松田龍平

おそらくデビュー作かな?あの大島渚監督の映画で、ビートたけし出演の坂本龍一が音楽。「戦場のメリークリスマス」トリオということで話題になりましたね。

デビュー作ということもあってか、ここでの評判は、ほとんど見かけませんでした。ですが、数少ない意見のほとんどが絶賛。たしかに新人賞総なめでしたが。

私はこの映画見ましたが、正直あまり魅せられませんでした。もちろん、役が重要だったので覚えているのですが、演技がどうこうという印象は無いです。

青い春での演技

主演。不良高校生という役だけど、クールというか物静かな不良という役柄らしいです。特に目力がハンパないという評価が多かったような。

この記事を書くにあたって、これ見てみましたが、口数少なく無表情、雰囲気と眼力で飄々と演じるというスタイルが、このころから変わってないんだな、と思いました。

探偵はBARにいるでの演技

松田龍平

個人的に大好きな映画。私の中では、俳優松田龍平のイメージはこの役。探偵の助手という脇役ですが、実に存在感のある助手で、ルパンでいえば次元的な。

相変わらず無口で感情は一切と言っていいほど出さず、本格的な格闘シーンもあるが、それすら飄々と演じるすごさ。個人的感想ですが、ネット上などの評判も大体こんな感じです。

舟を編むでの演技

オタク気質の草食男子的な役。映画です。この俳優は映画が多いのですね。知りませんでした。職場で浮いてしまうほど真面目すぎる編集者。

役どころといい演技といい、これぞ松田龍平の真骨頂という絶賛に近い評価。このような役を演じさせたら右に出る者はいない、と評している方もいました。

あまちゃんでの演技

初のNHK朝ドラに出演。これも存在感ありましたね。このころになると貫禄すら出ているように見えるのは私だけでしょうか。すばらしい演技との声多数。

カルテットでの演技

この記事時点でのリアルタイムのドラマですね。これ見てこの記事にしようと思いました。松たか子、満島ひかり、高橋一生というキャスト。

「人生において一度も怒ったことがない」松田龍平に合わせただろ、という役柄。絶賛9割下手1割。ただ、下手の理由は明確でした。

バイオリン奏者の役なんですが、バイオリンの経験はまったく無いとのこと。そして、下手の意見はバイオリンを奏でる姿が下手だって。仕方ないですね。

ちなみにドラマを通しての全体的なストーリーは、今のところイマイチ。なので見どころは物語ではなく、個性豊かな4人の掛け合いだと思います。

松田龍平

 

プロフィールなど

生年月日:1983年5月9日

出身地:東京都

血液型:B型

デビュー:1999年

身長:183cm

 

父は有名俳優の松田優作、母も女優の松田美由紀、弟は俳優の松田翔太、伯母は熊谷真実、妹も音楽関係という芸能一家。まぁ、芸能人同士で子供作れば大抵そうなるのですが。

1999年に映画デビュー。なんと中学3年生のとき。それから数多くの映画、ドラマに出演し、2013年「舟を編む」では主役を演じ。国内主演男優賞を総なめに。

筆者所感

まあ、いろいろと調べましたが思った以上に評判が良かったです。さすが、松田優作のDNAを受け継いでいるだけあります。芸風も共通点ありますし。でも顔はお母さん似ですね。

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