お中元ハム

お中元ハム

お中元と言えば、まずハムを思い浮かべる方も少なくないでしょう。一体なぜハムがお中元やお歳暮で定番化してしまったのでしょうか。

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ハムが良い5つの理由

細かく言うと多くの要素があるとは思いますが、大別して5つの理由を挙げてみました。ハムなんてありふれてない?と思う方は参考にどうぞ。

家族みんなが喜ぶ

まず、ハムが嫌いという人はあまり聞きませんね。まあ、中にはいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも私の周りにはいません。

一般ウケするというか、大人から子供までとりあえず喜んでくれるのではないでしょうか。食べ方も本当にいろいろありますし。

お中元といえば季節柄ビールも定番ですが、これはまさしく喜ぶのは大人だけです。独身の方に贈るのならいいかもしれませんが。

お中元ハム

賞味期限が長い

これもよく言われています。ハムは元々保存食だそうで。ちょっと調べてみましたが、ほとんどのハムが冷蔵で25日ほど、冷凍で1年も持つそうです。

大きなハムを貰って余ってしまったら、ラッピングして冷凍すれば長期保存できるそうですよ。欠かさず食べるものではないので保存がきくというのは大事かも。

お中元ハム

バラエティ豊か

一言ハムといってもその種類は意外と多いんです。有名なハムメーカー「伊藤ハム」のサイトで詳しく説明していたので、引用させていただくと、

・骨付ハム
豚のもも肉を骨付のまま整形し、塩せき・乾燥・くん煙したハム。

・ロースハム
豚のロース肉を塩せきし、ケーシングなどに詰めて、くん煙・加熱したハム。

・ボンレスハム
豚のももから骨を抜いて、塩せきし、ケーシングなどに詰めて、くん煙・加熱したハム。

・ショルダーハム
豚の肩肉を塩せきし、ケーシングなどに詰めて、くん煙・加熱したハム。

・生ハム
豚の肩肉、ロース肉、もも肉を塩せきし、ケーシングなどに詰めて、低温でくん煙・乾燥したハム。

引用元:伊藤ハムHP

大きく分類しただけでこんだけあるそうです。

ちなみに生ハムには「生ハム原木」と呼ばれる豚の足そのまんまの高級品があります。(骨付の一種でもある?)それにしても高い・・・


加工品なので調理が楽

すでに加工してある肉なので調理に手間がかかりません。というかこのまま食べれますし。スライスしてそのままとか、厚く切って焼いたりとか。

お中元ハム

食材としても非常にバリエーション豊かで、サラダ、サンドイッチ、ピザ、パスタ、などなどハムの入った料理など挙げたらきりがありません。

高級感がある

昔、明治時代くらい?ハムは高級品だったそうです。現代でもありますよね。高級感。少なくとも安価品とは感じません。ちょっと良いギフトとなるといい値段します。



中には本当に高級なハムもあって、前述した生ハム原木もバカ高いですが、松坂牛など高級和牛のハムもあるそうです。和牛なら生肉のほうがありがたい気もしますが。

お中元を贈るにあたって

いつごろ贈ればいいのか、どんな相手に贈るべきか、ハム以外にどんなものが喜ばれるか、などのうんちくを調べて述べてみました。

お中元ハム

 

いつごろ贈る?

東日本では7月初旬から7月15日まで、西日本では一か月遅れの8月初旬から8月15日まで。ですが、近年では全国的に7月初旬から7月半ばだそうです。

ちなみに喪中のときでも贈りあうのは差し支えないとのこと。お祝い事ではないため大丈夫。ただ、四十九日が過ぎてない場合は、過ぎてからのがよさそう。

贈る相手は?

誰に贈らなければならないという決まりがあるわけではなく、お世話になったと思った方が贈る相手。日頃の感謝を形にしたもの、というのがお中元だそうです。

両親や親せき、友人知人、部下や同僚、上司、兄弟あたりがすぐ思い浮かびます。あとは自分や子供の習い事の先生とか、仲人、得意先など。近所の方も交流があればいいと思います。

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貰って喜ばれるもの

ネット上にいくつかアンケート結果が載ってましたが、どれを見てもダントツの人気は「商品券」。次いでビールでした。たしかにね。わかりますね。

ただし、目上の方や上司などに商品券はちょっとよろしくないですよね。失礼に当たります。あと、踏みつけるに通じる履物類もダメみたいです。

季節柄、そうめんが人気。たしかに夏は大人から子供まで喜びそう。日持ちするし。他にはコーヒー、菓子、調味料、食用油など。もちろんハムも定番。

私が子供のころは、水ようかんがうれしかったですね。あとはジュース類。開封してビールや食用油だったらがっかりしたものです。ハムはまあまあだったかな。

受け取り方

状況や相手によって異なります。自宅で手渡しで貰った場合、お礼はもちろん、貰った品をその場に置きっぱなしにせず奥にしまいに行くか、家の方に渡すのがいいです。

出来れば手早く開封したり、さりげなく品物の移動先に行き中身を確認。そして品物を具体的にほめたりして感謝を伝えます。美味しそうなハムです~みたいな。

まあ、私のような一般庶民は郵送、宅配のほうが多いかと。親しい方ならすぐ電話。相手は届いたかどうか心配しているので。目上の方や上司などは、電話はもちろん礼状も忘れずに。

お中元ハム

 

まとめ

お中元に関するアンケートを見たと述べましたが、ランキング形式もいくつかあって、ハムは西日本で人気でした。そうめんより上位。贈りたいじゃなくて貰いたい物のランクです。

最後に相場。両親や上司には¥5000前後、親せきや仲人には¥4500前後、友人や兄弟には¥4000前後、近所のおじさんおばさんには¥3000前後だそうです。

基本的に相手が目上ほど相場は高くなる傾向。両親はもちろん上司も目上な場合が多いため相場も高め。親せきや兄弟は相手の年齢によって上下するそうです。

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